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若い世代の職業人とともに

参加を促す

若い世代の特徴を理解し、地域社会の若いリーダーを見つけ、その特徴がわかったら、次に大切なのはロータリーへの関心を持ち続けてもらうこと。

そのためには、ロータリーが若い世代にとって興味深い存在であり続けることが重要です。

 

入会候補者の参加を促すには

サンフランシスコ・イブニング・ロータリークラブは、「会員パスポートプログラム」を考案し、入会候補者に対するユニークなアプローチを採用しています。詳しくはこちらをご覧ください

  • クラブについて一方的に伝えるのではなく、入会候補者の関心事や入会理由を尋ねてみましょう。新会員は新しいアイデアや才能をクラブにもたしてくれます。 
  • 個人的なつながりを大切にしましょう。漠然と「ロータリーはいいですよ」「入会してください」と言うのではなく、「ロータリーでは……のような体験ができます」と相手の関心に合わせて具体的に提示しましょう。
  • クラブによって文化や活動が異なります。このため、入会に関心がある人がいたら急がずに、ロータリーで何がしたいのかを尋ね、それを実現するのに適したクラブを紹介すれば、会員としてとどまり続ける可能性が高まります。「ロータリーでの体験は入会前にはじまる:入会候補者対応マニュアル」をご参照ください。

ロータリーとは何か、紹介できますか?

友人、家族、同僚など、将来ロータリアンとなる可能性のある人はどこにでもいます。即座の入会が無理でも、ロータリーについて伝えておくことで、いつの日か入会に関心を持ってもらえるかもしれません。大切なのは、クラブの全会員が「ロータリーとは何か」を効果的に紹介できるようにしておくことです。

次の例会で、入会候補者にクラブの魅力を効果的に紹介する方法を、全会員で考えてみましょう。 

新会員の参加を促すには

本やネットでは学べないことを、人とのつながりの中で学ぶことができるでしょう。

コロンバス・ロータリークラブ(米国)は、「メンター制度」を導入することで将来のリーダーを育成しています。詳しくはこちらをご覧ください

  • 奉仕活動、委員会会合、行事等に新会員を招き、関心のある活動に参加してもらいましょう。ベテラン会員と新会員がペアになって一緒にロータリーのことを学べば、新会員は多くのアドバイスを受けながら、早くクラブに溶け込むことができます。 
  • 新会員オリエンテーションは、新会員の積極性を引き出す大切な機会です。積極的な参加を促し、退会を防ぐために、オリエンテーションを入念に計画しましょう。「新会員オリエンテーション:ロータリーで第一歩を踏み出してもらうために」をご参照ください。 
  • 会員からの提案やアイデアを奨励しましょう。どんなアイデアも尊重し、検討することが大切です。

新会員を役員に抜擢したり、奉仕活動の計画を任せるなどして、積極性や発想力を引き出すことも大切です。必要なときには、そっと支えてあげましょう。


 現会員とクラブリーダーの参加を促すには

会員はどう思っている?

クラブの活動や慣習について会員の本音や気持ちを知る方法として、「やめる/始める/続ける」の分類法があります。一枚の用紙に「やめる」「始める」「続ける」と書き入れ、それぞれの下に余白を入れ、記入できるようします。これを会員に回し、方針・慣習・活動、運営方法などについて、各自が「やめるべき」「始めるべき」「続けるべき」だと考えるものを書き入れていくものです。ぜひクラブで試してみましょう。

戦略計画を立てているクラブの会員は、立てていないクラブの会員よりも、クラブに満足し、積極的に参加する傾向があることが分かっています。また、会員維持率も高くなっています。「戦略計画立案ガイド」と「会員増強ガイド:地域にあった計画を立てよう」をご参照ください。