毎年、5歳未満で命を落とす子どもは、世界で推定590万人。その原因は、栄養失調、適切な医療や衛生設備の欠如など、どれも予防が可能なものばかりです。
予防可能な原因で母と子どもが命を落とすことなどあってはならないと、私たちロータリー会員は考えます。すべての母子が質の高い医療を受けられるよう、そして、出産で命を落とす母親がいなくなり、子どもがすくすくと成長できるように、私たちは支援活動を行っています。
ロータリーはこんな活動をしています
教育、予防接種、出産キット、移動クリニックなど、ありとあらゆる方法で母子の健康を推進しています。また、女性を対象に、HIV母子感染の予防、母乳による授乳、病気の予防に関する教育も行っています。
ロータリーによる活動の例:
出産前ケアの移動クリニック
ハイチは、西半球で母子の死亡率が最も高い国。この国で、医療ボランティアと助産師が僻地に住む母と子どもに医療ケアを提供できるよう、医療機器を搭載したジープを寄贈しました。
可動式がん検診支援
インドにおける、可動式の癌検診機器一式の提供と、認識向上を目的とした研修の実施.
産科ろう孔の治療
自宅出産を安全に行うため、ロータリー会員が300万ドルを投入して5年間の試験的プロジェクトを開始しました。このプロジェクトでは、2005年以来、産科ろう孔で苦しむ女性たちの尊厳と希望を取り戻すために、当初の目標を500人上回る1500人の治療を行ってきました。
母と子の命を救うロータリーの取り組みを世界に広げるために
母子の健康を守るために、あなたにもできることがあります