適応力を高める

課題を克服するために

組織が成功するには、機敏に反応し、新しいアイデアを受け入れる必要があります。新型コロナウイルスの世界的流行の際、ロータリーは状況に適応して成功を収めることができることを実証しました。伝統と、今日そして明日のニーズのバランスをとることで、将来にわたってロータリーを前進させる経験と関係が生まれます。  

世界各地で外出規制が出される中、ロータリーは活動を継続するための方法を見出しました。ロータリー青少年交換での海外渡航が停止される中、バーチャル交換（字幕設定で日本語を表示可能）によって若者たちは遠く離れた地域の新しい友人と出会い、協力し合うことができました。また、ミュンヘン（ドイツ）でオクトーバーフェストが中止になった際は、ビール愛好家のロータリー親睦活動グループがバーチャル形式で24時間世界ビール祭りを開催しました。ニュージーランド時間の夕方5時に、500人以上の参加者がグラスを掲げ、「水と衛生のためのロータリー行動グループ」のための募金活動を行いました。

コロンボ・リコネクション・ロータリークラブ（スリランカ）は、コロナ禍に奉仕活動のアプローチを変えただけでなく、プログラム参加者と協力して活動の基盤を広げました。また、スリランカのインターアクターは、ソーシャルメディアのネットワークを駆使して、マスクの着用、手洗い、物理的距離の取り方などについて人びとに呼びかけました。2020年5月に国のロックダウン規制が解除されると、インターアクターは学校が再開できるように新型コロナの安全プロトコル導入を支援しました。