参加者の基盤を広げる

皆が歓迎される場所に

行動人は、どんな背景をもつ人のグループにも、どの地域社会にも存在します。彼らはロータリー会員、あるいは奉仕と友情への情熱を共にする地元のリーダーかもしれません。私たちは、さまざまな経験、文化、考え方をもつ人びとを受け入れ、参加してもらうことで、良いことを行うロータリーの能力を高めます。

第5450地区（米国コロラド州）と地元団体のEasterseals Coloradoは、身体障害のある10代の若者を対象としたRYLA（ロータリー青少年指導者養成プログラム）を共同で開発しました。参加者は、1週間のサマーキャンプを通じて、訓練を受けた医療スタッフやカウンセラーによるサポートを受けながら、歓迎された包括的な環境で楽しく過ごすことができます。また、チームワーク、問題解決、物理的な課題を克服するための練習を通じて友人を作り、自信を身に付けます。多くの参加者は翌年もジュニアカウンセラーとして再び参加し、リーダーシップスキルをさらに磨き、ほかの参加者も忘れられない経験ができるようサポートしています。このプログラムは、卓越したRYLA行事を表彰する「RYLAリーダー賞」において準優秀プログラムに選ばれました。詳しく読む 

ブラジルでは、サンパウロ・リベルダージ・ロータリークラブ（サンパウロ州）、富士宮ロータリークラブ（静岡県）、Dorina Nowill Foundation for the Blind（盲人のための財団）からの支援によって、視覚障害のある子どもたちがより良い教育を受けられるようになります。ロータリー財団のグローバル補助金により、169名の教師が、より良い学習環境づくり、教材の適応、点字の読み方、特殊機器の扱い方などを学びました。このパートナーシップは、ブラジルでの重要な課題において役立っています。それは、教室での指導を強化し、視覚障害のある生徒がより良い教育を受けることができるよう、教育者の研修を拡大するというニーズです。