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新旧の友人

本誌はかつて、1953年にパリで開催された国際大会を 「友情のエキサイティングな冒険 」と評しました。この表現は、それ以前、そしてそれ以降のすべての国際大会に当てはまるものです。6月21日~25日、カルガリーで開催されるロータリー国際大会では、旧交を温め、即座に打ち解けられるような新たな友人を見つける機会となるでしょう。このような友情こそ、国際大会への参加を決める最たる理由となります。

写真提供:Vivid Media

国際大会参加者の声に耳を傾けてみましょう。

「国際大会では、あらたまった紹介がなくても誰とでも話ができるので、積極的に友人をつくりましょう」

「新たな親友がきっと見つかると言い切れるのは、私自身、過去何年にもわたってそれを経験してきたからです」

「ブラジル、台湾、ケニアなど、世界中に友人を作れる機会はロータリー国際大会をおいて他にありません」

親しい友人が減り、孤独感が増していると言われる昨今、友人を必要としない人などいません。今日、会員同士が互いのこころの健康を支えあうことが奨励されています。1914年にも、国際大会で築いた友情が「人生の険しい道のりを滑らかにする」と論じた記事がありました。

ロータリーの奉仕は新旧の友情から生まれます。ポール・ハリスは、ロータリー創設にあたり、単なる知り合いではなく、真の友人を探していました。フランク・デブリン元会長は、2001年にサンアントニオで開かれた国際大会の講演で、「私たちが新たな友人をつくるのは、それがあらゆることの土台となるからだ」と述べました。カナダでの国際大会で、皆さんは新たな友人と出会います。何年経過しても、そのつながりが断たれることはないでしょう。

本稿は『Rotary』誌2024年9月号に掲載された記事を翻訳したものです。

6月21日~25日にカルガリーで開催されるロータリー国際大会にご参加ください。