分科会の最大の魅力
ロータリー国際大会で得られるアイデアやインスピレーションは、メインステージに限られるものではありません。メルボルンで行われる数十もの分科会では、クラブに持ち帰って活動のインパクトを高め、ロータリーでの体験をさらに充実させるための専門家のアドバイスを得ることができます。
5月27日~31日に開催される国際大会では、リーダーとして耳を傾ける「リスニング力」を発揮する方法から、地域経済の建て直しを支援する方法まで、さまざまな分科会から選択できます。ロータリー会員と主題のエキスパートが、ロータリー行動計画を実行する方法、世界の大きな課題に取り組む方法、リーダーシップのスキルを磨く方法、クラブ会員基盤を多様化する方法、入会への関心を高める方法についてのヒントを分かちあいます。
予定されているそのほかの分科会の主題には、若い人たちの新しい視点を受け入れるための「逆メンタリング」(分科会名「Reverse Mentoring: Empowering Young Leaders」)、クラブに対する地域社会での関心を高める方法(分科会名「Promoting Your Club by Inspiring the Community」)、ロータリー入会を誰にとっても実りあるものする方法(分科会名「Creating a Comforting and Caring Club Culture」)などがあります。
多様な分科会は、奉仕活動のアイデアを得るのにも最適です。これには、若者の貧困脱却を支援するためのハイテクハブの活用、月経に関する沈黙の打破、気候変動に対応するための植物ダイエット、強制労働・プラスチック汚染・栄養失調の撲滅などが含まれます。
国際大会ウェブサイトで全分科会の暫定リストを参照し、出席したいと思う分科会をチェックしておきましょう。これらの分科会は5月29日~31日に行われます。事前の登録は必要はなく、座席は先着順となります。
この記事は、Rotary誌の2023年4月号に掲載されたものです。