私たちのストーリー
ポリオに関する事実:
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12件
2023年に報告されたポリオ症例
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4億人以上
ロータリーとポリオ根絶のパートナー団体の支援により2023年にポリオ予防接種を受けた子ども
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1,450万人
世界でポリオだけでなく予防接種をまったく受けたことのない子ども
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5,000万米ドル
ポリオ根絶のためにロータリー会員が集めた資金
*2024年7月1日現在
残されたポリオ常在国であるアフガニスタンとパキスタンでは、本格的な予防接種の取り組みが続いています。さまざまな課題を抱えている両国では、革新的な戦略が必要とされています。
例えば、パキスタンでは一部の人びとが常に移動しているため、予防接種を行き届かせるのが困難となっています。また、情報の過多や誤情報により、子どもへの予防接種を拒否する親もいます。
こうした状況を受け、ポリオ予防接種チームによってラワルピンディーの町で新しいアプローチが試みられています。男性が太鼓を叩きながらおなじみの曲を演奏して町を歩き、家族たちの目を引くというものです。この男性は、今後予定されているポリオ予防接種キャンペーンへの参加を呼びかけるバナーを身にまとっています。毎週この場所で太鼓を叩くことで、文化伝統を通じて予防接種への抵抗を和らげ、町の人びとの信頼を築いています。
そのおかげで、ラワルピンディーとラホールの町で多くの子どもが予防接種を受け、パンジャブ州の予防接種率は96%に達しました。
ご存知ですか?
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地区RYLAに参加した若者の数:約50,000人
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各RYLAイベントの平均参加者数:100人
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RYLAに関与したロータリー会員のうち、これが会員にとっても貴重な体験であると述べた会員の割合:98%
*2024年7月1日現在
聴覚の障がいにより手話を使用している人は、世界に7千万人以上います。こうした人たちは、耳が聞こえる人のために作られた社会の中で、コミュニケーションと情報アクセスの障壁に直面することが少なくありません。
コロンビアでは、ボゴタ・センテナリオ・ロータリークラブとグローバル・ジパキラ・ロータリークラブが、ろう者コミュニティの若者を対象としたロータリー青少年指導者養成(RYLA)イベントを開催。インクルーシブなリーダー育成の機会を提供し、すべての人を歓迎する環境を作りました。
クラブは、地元のろう者スポーツ連盟などと協力して、ロータリアンとRYLA参加者の間のコミュニケーションを促しました。参加者は、同じ言語を話さない人とのコミュニケーションや、障がい者にとってよりインクルーシブな環境づくりの方法などを話し合いました。多くのろう者が直面する障壁をよりよく理解するため、ロータリー会員は通訳者の助けを借りて手話を使い、リーダーシップ養成のアクティビティを援助しました。
RYLAでは、若者がリーダーシップスキルを身につけながら、楽しみ、新しい友人をつくることができます。このRYLAに参加した若者たちは、自分たちのニーズを満たす環境の中で、その機会を持つことができました。主催した会員たちも、ロータリー内外でよりインクルーシブになることへの理解とモチベーションを高めました。
数字で見る会員組織:
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全世界のロータリークラブ/ローターアクトクラブの会員数:120万人(クラブ数:45,257)
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ローターアクター数が最も多い国:インド(28,042人)
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ロータリアン数が最も多い国:米国(266,699人)
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2023-24年度に入会したロータリアン:146,913名(うち37%が女性、14%が40~49歳)
*2024年7月1日現在
動物保護施設「Yugigyeon Soop」(「捨て犬たちの森」の意)は、大型犬を専門としています。韓国では多くの人がアパートやマンションに住んでおり、大型犬を飼うことが難しくなっています。この地域の動物保護施設で保護されている大型犬(15Kg以上)の約40%が安楽死の道をたどりますが、Yugigyeon Soopには大型犬が生きるチャンスがあります。
韓国のMZロータリーEクラブ(現在はイチョン・イイオム・ロータリークラブ)の会員たちは、施設の清掃、布団の交換、物資の寄付などの定期的な支援活動を行っています。ただし、一番大切なのは犬と過ごす時間です。犬たちと遊びながら、スキンシップと愛情を与えています。
クラブは、このような実践的なボランティア活動の機会をつくることで、より多くの若者がロータリーに入会することを願っています。
クラブを越えて参加する機会:
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112のロータリー親睦活動グループ
同じ情熱や職業をもつ参加者同士がつながり、奉仕することを目的として活動
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25のロータリー行動グループ
共通の専門知識・スキルを生かして好ましい変化をもたらす
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13,483のロータリー地域社会共同隊
地域社会のニーズに応えるために、ロータリー会員とそれ以外の人たちが協力して活動
*2024年7月1日現在
インドではメンタルヘルスの問題に対する若者の意識が低く、そのような問題のためにサポートを求めることへの偏見があります。このため、不安やうつ病の理解と治療がしばしば妨げられています。
ナグプール・ロータリークラブ(インド)のリタ・アガワルさんは、この現状を変えたいと思いました。心理学者として35年の経験を持つ彼女は、メンタルヘルスへの認識不足のために治療を受けないことが、個人的・社会的な代償につながることを知っています。
アガワルさんは、メンタルヘルス・イニシアチブのロータリー行動グループが開発した「Wellness in a Box」と呼ばれるメンタルヘルス認識向上カリキュラムを活用して、14歳の子どもにうつ病について教え、偏見を取り除き、成果が実証された対処方法を提供するプログラムを開始しました。
また、教師がカウンセリングスキルを学ぶ機会も設けられました。ネイプルス・ロータリークラブ(米国)が協同提唱したロータリー財団グローバル補助金では、スクールカウンセラーと教員向けの認定プログラムを立ち上げ、五つの学校でフルタイムのカウンセラーを雇いました。
このプロジェクトは、参加者と地域社会に大きな変化をもたらしました。生徒、保護者、教師は、うつ病に関する知識を身につけたことで、援助を求めることへの抵抗やうつ病に対する否定的な態度が少なくなったと報告しています。プロジェクトでは、カリキュラムを使って2,280人の生徒と768人の親・教師に研修を行ったほか、100人の若者がボランティアのピアメンターとして研修に協力しています。
認定プログラムを修了した教員たちは、ほかの教員や管理者400人以上を対象に、学校でのカウンセリングやメンタルヘルスの重要性についてセミナーを実施しています。現在、ナグプールのほかの多くの学校も、Wellness in a Boxの採用に関心を示しています。
アガルワルさんは、2024年1月に世界を変える行動人:インパクトの推進者として選ばれた6人のうちの1人です。この表彰は、長期的な好ましいインパクトを実現したプロジェクトを成功させた会員を称えるものです。
新生児仮死(出産時に新生児が呼吸していないこと)により、世界で毎年推定90万人の新生児が亡くなっています。低・中所得国では新生児死亡の主因となっていますが、多くの場合、ヘルスケアワーカーが迅速な蘇生措置を行うことで、無呼吸の新生児の命を救うことができます。
2010年、ロータリー会員は、救命ケアの方法を医療従事者に教える「Helping Babies Breathe」(「赤ちゃんの呼吸を助ける」)研修プログラムの開発において、米国小児科学会に協力しました。
2022年以来、ロータリー財団グローバル補助金プロジェクトでシエラレオネと北米のロータリー会員が協力し、このカリキュラムを用いて看護師や助産師などシエラレオネ全国の650人のヘルスケアワーカーに研修を行っています。
フリータウン・ロータリークラブ(シエラレオネ)とパームハーバー・ロータリークラブ(米国)が提唱したこのプログラムでは、蘇生テクニックを正しく使ったときにだけ胸が上がる仕組みの新生児蘇生シミュレーション人形を使っています。人形に付いたへその緒で脈拍を確認できるほか、ゴム球バルブを使って人形に呼吸をさせたり、泣かせたりできます。
ロータリー会員は、160体のシミュレーション人形に加え、生酸素濃縮器5台と太陽光発電システムをフリータウンの産科病院のために購入しました。
持続可能性を重視するこのプロジェクトでは、研修の修了生たちがスキルをほかのヘルスケアワーカーに教え、現場での指導を行えるようにしています。さらに、この研修を今後も続けていくためにシエラレオネ保健省および非政府団体Health Care Sierra Leone USAとパートナーシップを組んでいます。
補助金の概要
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1287.00
授与されたグローバル補助金の数(総額8,200万ドル)
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485.00
支給された地区補助金の数(総額3,100万ドル)
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106.00
承認された災害救援補助金の数(総額400万ドル)
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1.00
授与された大規模プログラム補助金の数(総額200万ドル)
グローバル補助金の概要
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平和構築と紛争予防に関する補助金:57件(2,615,535ドル)
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疾病予防と治療に関する補助金:620件(40,786,468ドル)
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水と衛生に関する補助金:191件(13,137,581ドル)
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母子の健康に関する補助金:102件(6,235,207ドル)
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基本的教育と識字率向上に関する補助金:104件(6,766,604ドル)
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地域社会の経済発展に関する補助金:154件(8,613,670ドル)
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環境に関する補助金:59件(3,676,914ドル)