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2021-22年度国際ロータリー会長にインドのシェカール・メータ氏が選出される

2021-22年度国際ロータリー会長に選出されたシェカール・メータ氏(インド、西ベンガル州カルカッタ-マハナガル・ロータリークラブ)

国際ロータリー会長指名委員会は、カルカッタ-マハナガル・ロータリークラブ(インド、西ベンガル州)所属のシェカール・メータ氏を2021-22年度国際ロータリー会長に選出しました。対抗候補者がいない場合、同氏は10月1日に会長ノミニーとして宣言されます。 

メータ氏は、現在の会員傾向には課題があり、会員増強がロータリーの最優先事項となるべきであると述べています。地域的な計画、ローターアクターのロータリークラブへの移行、多様性と女性会員の増加によって、毎年5パーセントの会員数純増が達成できると確信しています。 

「世界の各地域に合った効果的な解決策を模索するために、大規模なブレインストーミングが必要です」とメータ氏。さらに、地域的な解決策を引き出すためには、各地域の価値観や文化を念頭に入れるべきとし、「1つのやり方をすべてに適用することはできない」と話します。 

また、ロータリーが新しい地域や国に拡大していくことができると考えています。 

ロータリーの戦略計画の一部として、クラブが行動計画を用いることを奨励すると共に、ロータリーの中核的価値観を強化する計画です。

メータ氏はさらに、政府や企業とのパートナーシップ、ロータリーの重点分野を専門とする組織とのパートナーシップ拡大、テクノロジーへの投資に焦点を当てることで、ロータリーがより現代化し、適応力を高める必要があると述べています。 

メータ氏は、自身が設立した不動産開発会社「Skyline Group」の会長で、会計士でもあります。また、カナダを本拠とする「Operation Eyesight Universal (India)」のディレクターも務めています。 

災害救援活動に積極的に参加してきたメータ氏は、シェルターボックス(英国)の理事です。2004年に発生したインド洋での津波の後、被災者のための約500戸の家の建設を支援しました。 

南アジアで1,500件以上の心臓外科手術を提供したプログラムを立ち上げたメータ氏は、インド全土での識字率向上をはかる「TEACHプログラム」の創設にもかかわり、このプログラムを通じて何千もの学校に支援を提供しました。 

1984年にロータリーに入会したメータ氏は、RI理事、複数の委員会の委員および委員長、ゾーンコーディネーター、研修リーダー、ロータリー財団専門家グループメンバー、地区ガバナーを歴任したほか、インド・ロータリー財団の会長を務めています。

超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状、特別功労賞を受賞しており、ラシ夫人と共にメジャードナー、遺贈友の会の会員です。  

 2021-22年度国際ロータリー会長指名委員会メンバーについてはこちらをご覧ください。