ロータリー国際大会で寄付者の貢献を称える
2023年ロータリー国際大会では、世界各地のプロジェクトを可能としている寄付者の方々に感謝を示し、その貢献を認証するため、インスピレーションあふれるドナーサミットや準礼装での晩餐会などが行われました。
アーチ・クランフ・ソサエティ大会前式典では、同ソサエティへの新規入会者や寄付のレベルアップをした方々が認証されました。ロータリー財団ドナーサミットでは、ロータリーのリーダーが、ロータリーのプログラムを支援することによってもたらされるインパクトについて、1,000人以上の参加者に語りかけました。
「ここにいらっしゃる皆さまは、ご自分の人生、そして人びとへの奉仕の両方で、それぞれの道を歩んでいらっしゃいました」とイアン H. S. ライズリー管理委員長が述べました。
管理委員長はまた、認証された寄付者の中には数十年来の会員や入会したばかりの人、高額の寄付をした人や寄付を始めたばかりの人がいる一方で、全員に共通点があると付け加えました。
「今皆さまが人生のどのような段階にいようとも、今日ここにいるのは、自分よりも大きな何かの一部となることを選択されたからです」
多くの寄付者が、財団への寄付やプロジェクトへの支援を行う理由について紹介しました。第6900地区ガバナーのアンドレ・ハドリー・マリアさんは、アフリカにおけるエイズの蔓延に対応するプロジェクトを行っていたロータリーに魅力を感じたと述べました。ロータリー入会後、恵まれない地域の起業家たちのためにプログラムを立ち上げ、クラブで初となる黒人の歴史に関するプログラムも主導しました。
2023年世界を変える行動人:インクルージョンの推進者の一人にも選ばれたマリアさんは、「ロータリーは、自分の地元地域だけでなく、地球の反対側にもインパクトをもたらせることを教えてくれました。私がロータリー財団への寄付を第一に選択したのはこのためです」と述べました。
このほかの二つの特別行事でも、献身的なロータリーの寄付者の貢献が称えられました。財団を熱心に支援した寄付者や大口寄付者を認証した「変化を生むためのイマジン」晩餐会では、参加者が夕食を共にしながら歓談しました。1905年に最初のロータリークラブ例会が行われた建物にちなんで名付けられた「ロータリー財団ユニティ・ボール晩餐会」では、アーチ・クランフ・ソサエティとレガシー・ソサエティの会員を称えました。会場は、メルボルンで有名なビクトリア国立美術館でした。
2024年のシンガポール国際大会でも同様の行事が行われます。
ロータリー財団の詳細は、こちらをご覧ください。また、アーチ・クランフ・ソサエティ、メジャードナー、遺贈友の会についてもご覧ください。