メルボルン国際大会の興奮が目前に

2023年ロータリー国際大会では、次年度に向けた数々のインスピレーションを感じることができます。

文： Etelka Lehoczky

ロータリーは来週、オーストラリア・ビクトリア州のメルボルンで、年次国際大会を開催します。来週、5月27日～31日に開催されるロータリー国際大会では、「イマジンネクスト」をテーマに、オーストラリア第二の都市、メルボルンにロータリー会員とゲストが集います。

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興味深いスピーカー、充実した分科会、友愛の家での200以上のブースなど、国際大会では次年度に向けた数々のインスピレーションを感じることができます。

国際大会とは今年度の達成についてストーリーをシェアし、新たな可能性について思いをはせる機会であると、ジェニファー・ジョーンズ国際ロータリー会長は話します。

「世界中から集まる参加者と共に、今年度に達成したことについての素晴らしいストーリーをシェアし、祝うことができます」と述べたジョーンズ会長は、参加者に「変革をイマジン」してほしいと呼びかけています。「私たちは毎年、変革しています。変わるのではなく、よりよくなるのです。私たちの次章を一緒に祝いましょう」

大会会場となるメルボルン国際会議場では、行動志向のロータリー会員やゲストが、新たな視点を発見し、自分自身にチャレンジし、お互いにインスピレーションを与え合います。また、環境の保護、ポリオの根絶、識字率の向上、地域社会の強化、平和の推進など、ロータリーが重視する分野についても意見を交換します。さらに、世界に140万人の会員を擁するロータリーの一員であることを肌で感じる貴重な機会となります。

国際大会のハイライト

世界一流の講演者：

レイマ・ボウィ：2011年ノーベル平和賞受賞者、Gbowee Peace Foundation Africa創設者
ナキーヤ・ドラマニ・サム：弱冠10歳の気候変動活動家で詩人
カリ・アイナ・アイク：グローバルな環境目標を達成するために数々のプログラムを指揮し、国連の持続可能な開発目標の形成に貢献
シャンタル・ヴァレ：バスケットボール史上初、男性プロチームのヘッドコーチ兼ゼネラルマネージャーとなった女性

毎日の予定については、Rotary Eventsのアプリをダウンロードしてご覧ください。また、Facebookでも国際大会の話題をフォローできます。

「友愛の家」では、平和のためのロータリー行動グループがスポンサーしている「Peace Park」の展示（コミュニティの対話スペースや『平和ポータル』など）見ながら、世界中から集ったロータリー会員と交流することができます。この「平和ポータル」は、世界各地にいる平和構築者とビデオ対話ができるものです。また、インターアクト60周年を記念した「Interact60」のブースもあります。

国際大会では、ロータリーの最新の重点分野である「環境」に関する活動も紹介されるほか、分科会ではプラスチックゴミ、水の汚染、植物をベースとした食習慣といった主題が扱われます。国際大会アプリの導入により、プログラムやスケジュールの印刷用の紙を削減することができます。また、メルボルンの便利な公共交通機関を利用すれば、車を利用せずに移動でき、環境の保護につながります。さらに、植物ベースと肉のないオプションがメニューに含まれており、使い捨てのプラスチックを最小限に抑えるために会場全体にウォータークーラーが設置されます。

地元のクラブが主催するイベント（チケット制）にもご参加いただけます。これらのイベントには、メルボルン博物館の見学、オーストラリアルールのサッカーの試合、メルボルンのフェデレーションスクエアで行われる食料梱包のボランティア活動などが含まれます。支援を必要とする国に、10万食を届けることを目標としています。

友愛の家では、2024年シンガポール国際大会にご登録ください。メルボルン国際大会中に登録すると、特別な割引料金が適用されます。シンガポールについての詳細は、大会ブースをご訪問ください。

2023年5月18日