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  • 3759.00

    74カ国で開催されたイベント数

  • 212700.00

    全世界での参加者数

  • 740.00 万ドル

    ビル&メリンダ・ゲイツ財団からのマッチングを含めた金額

食事イベントで、ポリオ撲滅への700万ドルを集める

スザンヌ・リーさんが第9550地区(オーストラリア)のポリオ撲滅委員長になったとき、彼女は読書や庭いじりをする静かな引退生活を送っていました。 

しかし、ロータリーの仲間とポリオ撲滅キャンペーンのアイデアについて話しあったことが転機となり、彼女の人生は完全に変わってしまいました。

ケアンズサンライズ・ロータリークラブ(オーストラリア)のスザンヌ・リーさん。ポリオ撲滅のために7百万ドルを集めました。 

2014 年、スザンヌさんは "World's Greatest Meal" という食事イベントを開始。これは、ロータリアンが、2人以上のグループのために食事会を開いて募金を集めるというもの。最初は小額でしたが、今ではゲイツ財団からの上乗せで、700万ドル以上の募金を集めています。活動を拡大するためリバースモーゲージローン(自宅を担保として銀行や自治体から融資を受けて、借りたお金は死亡時に自宅を売却することで一括返済する仕組み)を借りた彼女は、世界中32カ国で熱心に講演し、ワクチン投与活動にも参加しています。 

旅費は自己負担し、地元のロータリー会員もできる限り支援しています。「募金だけでなく、認知度の向上も大切」とスザンヌさんは話します。「ポリオ撲滅活動について話をするときは、パキスタン現地の予防接種員が置かれた状況も詳しく説明するようにしています」 

自身、幼年期にポリオにかかったことがあるスザンヌさんですが、彼女の意識は、自分に何ができるかという「今」に集中しています。 

ときには、多額の募金が集まることもあります。しかし、「金額より参加者が多いことが大切」だとスザンヌさんは話します。

「多額の寄付はありがたい。でも、“ふつう”のロータリアン、つまり草の根のロータリアンに頼るのが私のやり方。ロータリアンなら誰でも、大きな力になってくれますから」

多額の寄付はありがたい。でも、“ふつう”のロータリアン、つまり草の根のロータリアンに頼るのが私のやり方。ロータリアンなら誰でも大きな力になってくれますから


ケアンズサンライズ・ロータリークラブ(オーストラリア)会員

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