読み書きのできない15歳以上の人の数は、世界に約7億7500万人。これは、全世界の成人の17%にあたります。
しかも、学校に通っていない子どもは世界に6700万人いると言われています。地域社会が自力で学校を支え、教育における性差別を減らし、成人の識字率を高められるよう支援することが、私たちの目標です。
教育支援における成果
ロータリー財団は、奨学金、教材や学用品の寄贈、奉仕プロジェクトを通じて、世界中で教育支援を行っています。
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500.00人
ロータリーの活動によってデトロイトで読み書きのレベルが3学年分向上した成人の数
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1.00億ドル
レバノンの学校がきれいな水を利用できるようにするためにロータリーが支給した補助金
ロータリーによる活動の例:
学校をつくる。 アフガニスタンでは、貧困の連鎖を断ち切り、教育の不平等をなくすために、ロータリー会員が女子学校をつくりました。
成人のための教育。 米国デトロイトでは、成人の半数以上が十分な識字力をもたないと言われています。このような状況を受け、地元の非営利団体「ProLiteracy」と協力して、成人への個人指導を行う講師を募集し、研修を実施しました。
新しい教授法の導入。南アフリカ、プエルトリコ、米国で採用されているSOUNSプログラムでは、子どもたちが文字を名前ではなく「音」で覚えるための教授法を教師たちに指導しています。
学校における水と衛生設備の改善。 レバノンでは、生徒たちが元気に授業を受けられるよう、すべての公立学校にきれいな水を提供する設備を整えました。
教育システムの向上。ケニアでは、貧しい子どもたちがより質の高い教育を受けられるよう、「教育のためのグローバルパートナーシップ(GPE)」および政府と協力しています。詳しくはこちら(英語)。
読み書きを教えることは、一生使えるスキルを教えることです。その恩恵は、ひとり、またひとりと、地域全体に波及しますMark Wilsonさん
ロータリークラブ会員
教育を支援するロータリーの取り組みを世界に広げるために
すべての人が教育を受けられるようにするために、あなたにもできることがあります