2018-19年度ロータリー年度会長にバリー・ラシン氏が選ばれる
会長指名委員会は、2018-19年度国際ロータリー会長に、イーストナッソー・ロータリークラブ(バハマ、ニュープロビデンス島)所属のバリー・ラシン氏を選出しました。対抗候補者がいない場合、同氏は2017年9月1日に会長エレクトとして宣言されます。
ラシン氏は会長として、公共イメージの向上と、ロータリーのインパクトを広げるためのデジタルツールの活用に力を入れたいと考えています。
「ロータリークラブが行っている良いことを知っている人なら、それに加わりたいと思うでしょう。関心のあるすべての人がロータリーの使命を支える活動に参加できるよう、参加や入会を促進する新しい方法を考えなければなりません」とラシン氏。「ロータリーの可視性を高めれば、より多くの人に入会の魅力を伝え、世界中で多くの良いことを実現しているこの会員制組織を支えることができます」
フロリダ大学で保健・病院運営のMBAを取得し、医療教育機関であるAmerican College of Healthcare Executivesでバハマ初の特別研究員となりました。院長として37年間務めた医療機関Doctors Hospital Health Systemを最近退職し、現在は顧問を務めています。全米病院協会の生涯会員で、Quality Council of the Bahamas、Health Education Council、Employer’s Confederationなど複数の団体の理事・委員長も務めました。
1980年にロータリー入会。RI理事を経て、現在はロータリー財団管理委員会の副管理委員長を務めています。また、RI研修リーダーとK.R. ラビンドラン2015‐16年度RI会長のエイドも経験しました。
ロータリー最高の賞であるRI超我の奉仕賞のほか、2010年ハイチ地震後のロータリーによる災害救援活動を統率したことにより多くの人道賞を受賞しています。また、エスター夫人とともに、ロータリー財団のメジャードナー、遺贈友の会会員でもあります。
ラシン氏は今回、ロータリー会長エレクトとして今年7月に就任し、その2週間後に逝去されたサム・オオリ氏に代わり選出されました。
会長指名委員会委員は次の通り(敬称略)。Anne L. Matthews(委員長、米国、コロンビア・イースト・ロータリークラブ〔ヒューストン〕)、Ann-Britt Åsebol(スウェーデン、ファールン・コッパルボーゲン・ロータリークラブ)、Örsçelik Balkan(トルコ、イスタンブール・カラコイ・ロータリークラブ)、James Anthony Black(スコットランド、ダヌーン・ロータリークラブ)、John T. Blount(米国、セバストポル・ロータリークラブ)、Frank N. Goldberg(米国、オマハ・サバ―バン・ロータリークラブ)、Antonio Hallage(ブラジル、クリチバ・レステ・ロータリークラブ)、Jackson S.L. Hsieh(台湾、台北サンライズ・ロータリークラブ)、Holger Knaack(ドイツ、ハルツォグトゥーム・ラウアンブルク・ムーン・ロータリークラブ)、黒田正宏(日本、八戸ロータリークラブ)、Larry A. Lunsford(米国、カンザスシティ・プラザ・ロータリークラブ)、P.T. Prabhakar(インド、マドラス・セントラル・ロータリークラブ)、M.K. Panduranga Setty(インド、バンガロール・ロータリークラブ)、Andy Smallwood(米国、ガルフウェイ・ホビー・エアポート・ロータリークラブ)、Norbert Turco(フランス、アジャクシオ・ロータリークラブ)、渡辺好政(日本、児島ロータリークラブ)、Sangkoo Yun(韓国、新漢陽ロータリークラブ)