『Rotary』誌2021年写真コンテスト
直接の出会いが制限される中、レンズを通してつながりを築く
コロナ禍に見舞われたこの1年間は、写真家にとっても厳しいときとなり、旅行計画の変更や中止を余儀なくされました。この影響は『Rotary』誌の2021年写真コンテストへの応募状況にも表れています。多くの写真が自宅の近くや、ときには裏庭のような場所で撮影されていました。また、旅行が制限される前に撮影された写真もありました。今回は花びらや飛ぶ鳥などのクローズアップに挑戦した写真もあり、多くはコロナ禍による世界や日常生活の変化を捉えていました。その一方で、ロータリアンならではの楽観主義を反映してか、希望、喜び、シンプルな美しさを表現した写真も多く見られました。
今回のコンテストの審査においては、構図の要素としての色の使い方、白黒画像のトーンの度合い、構図の強さと技術の高度さが着目されました。ただし、高度な技術が何らかの目的を果たしていなければなりません。「際立つ写真とは、目が釘づけになり、何らかの感情を効果的に呼び起こすもの」だと審査員を務めた写真ジャーナリストは話します。
ここに掲載されている受賞作品や佳作に加えて、『Rotary』誌では今後1年間、読者の皆さまから寄せられた写真を掲載していきます。
第1位
撮影者:Hansruedi Frutiger
Gombakロータリークラブ(マレーシア、クアラルンプール)
撮影場所:Yuanyang County(中国雲南省)
第2位
撮影者:Luca Venturi
Siena Estロータリークラブ(イタリア)
撮影場所:シエナ(イタリア)
第3位
撮影者:Randy Nickerson
Oshawaロータリークラブ(カナダ、オンタリオ州)
撮影場所:Longsheng County(中国)
佳作
次回の写真コンテスト
次回の『Rotary』誌写真コンテストへの応募期間は10月1日~12月15日となります。
詳しくはrotary.org/en/enter-2022-rotary-magazine-photo-awards(英語)をご覧ください。