国際ロータリー理事会
理事会は、国際ロータリーの方針を定め、クラブの発展を促すための指針を提供します。クラブは毎年のロータリー国際大会で、2年の任期を務める理事を選出します。
最近の理事会の決定と議事録をご覧ください。
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ステファニー A. アーチック
2024-25年度会長
McMurrayロータリークラブ
米国研修リーダー、ロータリー財団地域コーディネーター、RI会長代理など、数多くの役職を務め、RI理事ならびにロータリー財団管理委員を歴任。さらに、3回の規定審議会で代表議員と特別議員を務める。
ロータリー戦略計画委員会とロータリー財団百周年記念委員会の委員長を務めたほか、選挙審査委員会と運営審査委員会を含むさまざまなロータリー委員会の委員を歴任。
1991年にロータリーに入会して以来、インドとナイジェリアでの全国予防接種日(NID)の活動、ベトナムでの小学校建設、ドミニカ共和国での浄水器設置など、さまざまな国際奉仕プロジェクトに参加。複数のスラブ語を学び、ウクライナの新会員の指導にあたったほか、ポーランドでは乳がん検診用のX線撮影装置と生検ユニットを病院に設置するロータリー財団補助金の調整を担当。ポーランドのクラクフ・ロータリークラブは記念冊子の中で、共産主義後のポーランドにおけるロータリーの復興を手助けした重要人物としてアーチック氏を挙げている。また、人道的・教育的奉仕プロジェクトのために米国内のクラブ・地区がアルバニア、コソボ、ウクライナのロータリークラブとパートナーシップを結べるよう援助している。
高等教育、コンサルティング、エンターテイメント業界における職歴を有し、ペンシルベニア州立インディアナ大学でリーダーシップ研究の博士号を取得。ロータリー財団をはじめ数多くの地元機関・国際機関から表彰されている。
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マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ
2024-25年度会長エレクト
Santo Andréロータリークラブ
ブラジル印刷業界のビジネス・コンサルタントであり、父親が設立した印刷会社Gráfica Bandeirantesの元取締役。現役時代、同社はブラジルや南米のクライアントに印刷物を提供するサプライヤーに成長。
軍学校に通い、ロータリー青少年交換プログラムで米国ミネソタ州セントポールの高校を卒業。ドイツのオッフェンバッハにある印刷機メーカー、MAN Rolandで1年間のインターンシップを経験した後、Fundación Getulio Vargas’ São Paulo School of Business Administrationより学士号を取得。また、サン・ベルナルド・ド・カンポ法科大学より法学士号を取得。
ブラジルのグラフィック技術協会やブラジル印刷産業協会(ABIGRAF)の会長など、数多くの専門家団体を率いた経験を有する。また、全国産業連盟のサンパウロ州産業連盟(FIESP)代表理事、FIESP副会長、ラテンアメリカ印刷産業連盟副会長も歴任。フロリダ印刷協会から「Printing Leader of the Americas」賞、NPES(印刷・出版・加工技術サプライヤー協会)から「Global Presidential Print Award」を受賞。
1980年、23歳でロータリーに入会。理事と管理委員を歴任し、ブラジルで4番目のRI会長となる。RIラーニングファシリテーター、Avoidable Blindness(回避可能な失明)タスクフォースのゾーンコーディネーター、健康問題のタスクフォース中南米コーディネーター、RI会長代理、規定審議会代表議員など数多くの役割を歴任。また、RI会員増強委員会、ロータリー財団プログラム財務委員会、国際ポリオプラス委員会にも貢献。
ロータリーの世界的な活動に感銘を受け、「超我の奉仕によって、ロータリーは、私が知る限り、他に類を見ない独自の世界的アイデンティティを築き上げた。私たちは皆、世界を広げてくれる団体に所属していることを忘れてはならない」と話す。
2020年のコロナ禍の初期に、二つの目標に着手(一つは法科大学院卒業から38年後に司法試験に合格するための勉強、もう一つはイタリア語の勉強)。趣味は歴史や伝記の本を読むことと、おいしいワインを味わうこと。ロータリー財団特別功労賞受賞者。
ロータリー財団特別功労賞を受賞。デニース夫人と共に、メジャードナー、ベネファクターとしてロータリー財団を支援。
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ハンス-ヘルマン・カステン
2024-25年度副会長
Aachen-Frankenburgロータリークラブ
ドイツ弁護士、実業家。ミュンスター大学で法学士号と博士号を取得後、営業とマーケティングの分野でキャリアを積み、Allianz、Provincial、Generali Holding Germanyの大手保険会社3社に勤務し、取締役も務めた。その後、弁護士として8年間仕事をし、2021年に退職。以来、ロータリーに専念している。元市議会議員、元教育委員長。
2003年にロータリーに入会し、青少年プロジェクトに力を注ぐ。クラブでは、アルメニアで幼児の識字率向上を支援し、ドイツでは移民や難民の若者にドイツ語や養蜂、水泳を教えるプロジェクトに従事。ローターアクトへのサポートが重要だと考えている。「より多くの若者と女性、よりカラフルで明るいロータリー」をモットーとし、2016-17年度ガバナーとして多様性とインクルージョンを推進。地区で会員増強に注力し、異なるモデルで4つの新クラブを設立。
2023年にRI理事となったほか、ラーニングファシリテーター、規定審議会代表議員(2期)を務め、ドイツ、スイス、オーストリアのドイツ語圏の地区の研修と立法案の調整にあたる。2022年には、ローターアクターにロータリークラブ例会への出席を認める立法案を起草し、採択される。「ロータリーとローターアクトは、互いについてもっと学ぶべき」と話す。
パートナーのナジャ・ピカードさんと共にポール・ハリス・フェローおよびメジャードナー。奉仕部門功労者賞の受賞者でもある。
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ロンダ “ベス” スタッブス
2024-25年度財務長
Maryvilleロータリークラブ
米国プリマス州立大学で学位を取得した公認会計士。メアリービルの会社で公認会計士として勤務後、1994年に個人事務所を設立し、中小企業経営者の口座管理、財務、出口戦略に関するコンサルティングに専念。また、夫の経営するTrinity Benefit Advisors社の最高財務責任者を14年間務めた。米国公認会計士協会およびテネシー州公認会計士協会の会員。
8歳のとき、父と一緒にロータリークラブの例会に出席するようになり、1991年にメアリービル・ロータリークラブに入会。財務委員長、財団委員長、リーダーシップ育成・教育委員長など、さまざまな役職を歴任。これまでに22回のロータリー国際大会に出席したほか、国連でのロータリーデーのためにニューヨークを訪問、インドでの全国予防接種活動(NID)に参加、クラブ提携プロジェクトのためにメキシコを訪問など積極的に活動し、国内のさまざまなゾーン会合にも出席。管理運営委員会、規定審議会諮問委員会、合同監査委員会の委員を歴任。
ロータリーの友人と出席したニューオーリンズのゾーン会議で、国際親善奨学金と研究グループ交換について学び、その後、友人と共に地区でこれらの活動を立ち上げるために尽力。「ロータリーには素晴らしい世界があると知り、それを地元の町にも広めたいと思った」と話す。
「小さくとも力強い」メアリービルのクラブで食料の袋詰めをして学校の子どもたちに届けるだけでなく、地区と協力し、「パープル・ピンキー」ドーナツの販売やその他の募金活動を通じて、ポリオ根絶のための130万ドルのファンドレイジングを達成。地区での立ち上げに貢献した衛生クラブは今も健在である。「理事会でCFOとしてのスキルを生かし、ゾーン内のクラブと協力して、ロータリーとその可能性についての知識を深めることを楽しみにしている」と話す。
発達障がい者を支援するMichael Dunn Centerや、地元の退職者コミュニティ組織であるAsbury Placeなど、地元非営利団体の理事を歴任。また、Toastmasters Internationalでは役員を務め、教会ではいくつかの委員会で活躍。余暇には読書、旅行、テネシー大学のフットボールとバスケットボールの試合観戦を楽しむ。
夫のトニーさんと共に、アーチ・クランフ・ソサエティ会員としてロータリー財団を支援。
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ギム・ボク・チュウ
2023-25年度理事
Bugis Junctionロータリークラブ
シンガポールシンガポールで生まれ、“G.B.”の愛称で呼ばれる。1981年にリバプール大学(英国)でコンピューターサイエンスの優等学位を取得後に帰国し、連続起業家、ベンチャーキャピタリスト、未公開株ファンドマネジャーとしてのキャリアを開始。最初の事業であるITシステムインテグレーターを開業後、倒産した食品加工会社を立て直し、新規株式公開まで成長させた。現在は引退し、ファンドマネジメントの持ち株会社のほか、シンガポールで不動産会社や不動産管理会社を経営。
1996年にロータリー入会。2013年にガバナーを務め、以後、ロータリー財団地域コーディネーター補佐、ロータリー公共イメージコーディネーター補佐、ロータリーコーディネーター、研究会実行委員長など、ゾーンや国際レベルの役割を歴任。2024年にシンガポールで開催されるロータリー国際大会のホスト組織委員長。
ロータリー以外では、地元のボランティアとして活躍し、シンガポールのPeople's Association(草の根的なアプローチで、シンガポールの多様な人びとの間で人種と社会の調和を促進する政府機関)で約30年間奉仕している。地域社会に根ざしたインターアクトクラブとローターアクトクラブの設立を支援し、People's Associationの青少年グループとロータリーの相乗効果を生み出し、現在も活動中。シンガポール社会への貢献が認められ、2005年にシンガポール大統領から「公共サービス賞」のメダル、2012年に「公共サービススター」のメダルを受賞。また、地元の刑務所でボランティア活動を行い、二つの宗教団体の会長、三つの国の信託団体の評議員、在シンガポール・スロバキア共和国名誉領事も務めている。
地元の新聞で世界的なポリオ根絶活動の記事を読んでBugis Junctionロータリークラブへの入会を決意。偉大なことを成し遂げるためのパートナーシップの力を提唱している。「ビジネスパーソンとして、相乗効果を生み出し、パートナーシップを活用することを強く意識している。1+1は2以上、11になることもある」と話す。
ロータリークラブや外部団体と連携し、インドネシアでの口蓋裂手術やマレーシアでの義肢装着支援などで、このアプローチを実践している。また、クラブがコーディネートした別のプロジェクトでは、インドネシアの医師が時間を割いて白内障手術を行い、1回わずか50ドル程度でレンズを埋め込むための資金集めにも貢献。「孫を見たことがない高齢者が、初めて孫を見ることができた姿を想像してみてほしい。これらは、私がロータリーを通じて目撃することができた、人生を変える体験」だと話す。
超我の奉仕賞の受賞者。妻のフィリースさんと共に、アーチ・クランフ・ソサエティ(委員長サークル)会員。
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イブ・コンウェイ-ガジ
2023-25年度理事
Redbridgeロータリークラブ
英国マルチメディア・ジャーナリスト。ロンドン大学クイーンメアリー校で英語学の学士号を取得後、新聞記者として勤務。ロータリー国際親善奨学金を得て、イリノイ州エバンストンのノースウェスタン大学メディルジャーナリズム・スクールで放送ジャーナリズムの修士号を取得。その後、ロンドンに戻り、テレビとラジオのジャーナリズムの分野でキャリアを積み、BBC Newsで20年間、レポーターとプロデューサーとして活躍。
2000年、ロンドン地域の複数クラブで講演を行った後、ロータリーへの招待を受ける。2012年には、ロンドン地域のロータリー地区で初の女性ガバナーとして就任。2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックでは、ポリオを克服したジャマイカ人パラリンピアンへのレセプションをはじめ、数々のロータリー行事を企画。また同年、ムンバイのパートナーと協力し、インドのジャワール地方の地域社会で、出産時の問題を防ぐことを目的とした職業研修チームを立ち上げ、成功を収める。
2016-17年度にグレートブリテンおよびアイルランドにおける国際ロータリー(RIBI)の会長を務める。同年、Purple4Polioキャンペーンを立ち上げ、自ら情熱を注いでいるポリオ根絶活動に英国とアイルランド中のロータリアンが参加できるようリーダーシップを発揮。このキャンペーンの成功により、RIBIのクラブの80%が参加し、ポリオ根絶のための寄付が前年度より19%増加。さらに、このキャンペーンに関する報道は900件以上にのぼり、一般の人びとの認識向上にも貢献。現在、End Polio Now:Countdown to Historyキャンペーン委員会の副委員長を務めている。また、「絶滅危惧種のためのロータリー行動グループ」理事を歴任。
インドの全国予防接種活動(NID)に参加するため、英国のロータリアンと共に何度も渡航し、BBCやインディペンデント紙の一流ジャーナリストと共にこのテーマを取材。また、BBCが制作したパキスタンの乳がん撲滅に関するドキュメンタリーや、RIBIが会員増強とマーケティングキャンペーンに使用した30以上のビデオも制作。「ロータリーのおかげでジャーナリストとしてのスキルを身につけることができたので、ロータリーが与えてくれたものをお返しすることができた。ロータリーとは、命を救うインパクトのあるプロジェクトであることを伝えなければならない」と話す。
2007年、BBCニュースとの協力の下、ロータリー青少年市民賞を創設し、青少年に関するポジティブなストーリーの推進に注力。ロータリー以外では、シンガーソングライターで活動家のアニー・レノックス氏が設立した非政府組織The Circleの一部であるThe Media Circleの議長を務めており、世界中の女性や女児のエンパワメントに取り組んでいる。
亡き夫のロバート・ガジさんとはロータリーを通じて知り合い、共にメジャードナー、遺贈友の会会員としてロータリー財団を支援。
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パトリック・イークス
2024-26年度理事
Crescent (Greensboro)ロータリークラブ
米国エンジニア。建設・製造業向けに金属加工を行うC.P. Eakes社を1996年に創業。ノースカロライナ州立大学で機械工学の学士号と修士号を取得。
1998年にロータリークラブ入会。ロータリーでの奉仕活動に興味をもって入会し、その後はロータリーが自身と家族に与える影響のために会員であり続けていると述べる。国際協議会ラーニングファシリテーター、ロータリーコーディネーター、ロータリー財団地域コーディネーター補佐、リーダーシップセミナー委員長、会長エレクト研修セミナー副委員長を歴任したほか、革新的なクラブの推進に力を注ぐ。
また、第33・34ゾーンの会員増強行動計画委員会と共に会員増強イニシアチブを成功へと導く。これらのゾーンは毎月ウェビナーを開催しているほか、リアルタイムのデータと予測分析を使用してクラブの目標設定と現状分析を行うことのできるウェブツールを開発。
最もやりがいのある役割はガバナー補佐であるとし、初めて同職を務めた際には自身のクラブを超えたロータリーの力を体験。「あらゆる形式のロータリーがあることを目にし、所属クラブ外で素晴らしい友情を築くことができた。以後20年が経つが、今もこれらのクラブを訪れると、まるでそこの会員であるかのように歓迎してもらえる」と述べる。
自身のクラブがロータリー財団を力強く支援していることを誇りに感じている。イークス氏のクラブリーダーの下、一時期、125人の全会員がベネファクター、財団の友会員、ポール・ハリス・フェローとなる。
妻のクリステンさんと共に、ベトナムの何千人もの子どもに教育、栄養価の高い食事、安全な水、医療支援を提供する現地団体Children of Vietnamを支援。
趣味はゴルフで、セジフィールド・カントリークラブの会長を2年間務め、PGAツアーの開催を援助。ほかにも旅行とワインを趣味とする。
超我の奉仕賞の受賞者、メンバーシップ・ソサエティのメンバー。ロータリー財団では特別功労賞と功労表彰状を受賞。クリステンさんと共にメジャードナー、遺贈友の会会員、ポール・ハリス・ソサエティ会員。
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クリスティーン・エティエンヌ
2024-26年度理事
Petoskeyロータリークラブ
米国Harbor Sotheby’s International Realtyのアソシエイト・ブローカーで、Village at Bay Harborのリース担当ディレクター。夫のデニス・リンデマンさんと共に家具店Linde Furnitureのオーナー。
メリーランド大学のハイデルベルク(ドイツ)校を卒業後、レイク・スペリオル州立大学で経営学の修士号を取得。不動産業での仕事を始める前の15年間は銀行業に携わる。
Emmet不動産協会からRealtor of the Year Awardを受賞し、現在は同協会の会長。ノースセントラル・ミシガン大学および同大学の財団の理事。ミシガン州女性委員会の委員長を務めた際には、女性の退役軍人や人身売買の被害者を支援するプロジェクトに取り組む。2007年にAthena賞を受賞。
仕事で転居した1990年にロータリーに入会。「今日の親友のほとんどは、ロータリーで出会った人たち。私のような人の多くは人脈づくりのために入会する一方、クラブにとどまる理由は、そこで築いた人間関係と奉仕活動」と述べる。
入会から約3年後に地区大会に招かれ、そこでロータリーと財団の国際的な活動について知る。地区初のアフガニスタンからの国際親善奨学生の受け入れをサポートし、家族の一員のように親しくなる。この奨学生は後にグランドバレー州立大学で修士号を取得し、帰国後はナンガルハール大学で教鞭をとり、現地のロータリークラブに入会。
インドとナイジェリアでの全国予防接種日に参加して人生を変えるような経験をし、「ロータリーのような団体の一員として成し遂げたことを思うと、大きなやりがいを感じる」と述べる。
研修リーダー、会長代理、ロータリーコーディネーター、ロータリー財団地域コーディネーター、国際大会推進委員を歴任。また、グローバルサポートセミナーとグローバルフィランソロピーセミナーのモデレーターも務める。現在は、自身のクラブがハイチのMemorial des Gonaivesロータリークラブと協同で実施するハイチ水・衛生イニシアチブの運営委員を務める。
ロータリー財団功労表彰状と特別功労賞を受賞したほか、夫と共にメジャードナー。余暇の趣味は五大湖でのセーリング。
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ダニエル C. ヒメルスパック
2023-25年度理事
Denver Mile Highロータリークラブ
米国モンタナ州南東部の羊と牛の牧場で育つ。サウスダコタ鉱山・技術学校で化学の学位を取得。DuPont社で化学エンジニアとして短期間勤務した後、陸軍工兵隊の将校として米国陸軍に入隊。その後、デンバー大学ロースクールで法学博士号を取得し、ハーバード大学法科大学院のProgram on NegotiationからMaster Negotiation Certificateを取得。
デンバーの大手法律事務所の一つで弁護士として勤務し、ほか3名の弁護士とともに設立した事務所で弁護士として活動。その後、紛争解決事務所であるDispute Management Inc.を設立し、7,000件を超える訴訟の調停と100件を超える仲裁を行った。
1993年にロータリー入会。ガバナーを務めた後、ポリオ根絶コーディネーター、ロータリー財団地域コーディネーター、研究会の教育週間研修リーダーなど、複数の地区およびゾーンの指導的立場を歴任。2016年規定審議会で採択された制定案16-21(クラブの柔軟性に関する規定の提案)に貢献。また、2017年から2020年まで、規定審議会の代表議員を務める。
地元や海外で数多くの奉仕プロジェクトに従事。その中には、カトマンズの複数ロータリークラブと長年にわたって協力し、ネパールの山岳地帯に水を提供するプロジェクトも含まれる。実際に現地を訪れた際、この活動が、水運びから解放され、起業家となった女性たちの経済力向上プロジェクトに発展していることに驚かされたと話す。「ロータリー財団の魅力は、地元のロータリークラブとパートナーとして協力することだと実感している。ロータリークラブのネットワークを通じて利用できる質と範囲に関して、ロータリーのほかに世界的な広がりを持つ団体を私はほかに知らない」と話す。
デンバーを拠点とする二つの非営利団体で理事を務める。一つは世界情勢や文化への理解を深める「WorldDenver」、もう一つは若者や成人に批判的思考力を教えるカリキュラムを開発する「BrainWise」。
妻のレスリーさんと共にポール・ハリス・ソサエティ会員、遺贈友の会の会員、メジャードナー。ロータリー財団の功労表彰状をはじめ、ロータリーでの奉仕に対して複数の賞を受賞。
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ナオミ・ルアン-フォン・リン
2024-26年度理事
Taipei Lilyロータリークラブ
台湾自身が1978年に創業した省エネ照明制御システムの大手ブランドLite-Puter Enterprise社のゼネラルマネジャー。同社はホテル、ショッピングモール、美術館向けの調光器などの製品を60カ国以上で製造・販売している。グッドデザイン賞、PLASA Award for Product Excellenceなど数々の賞を受賞。
4言語(標準中国語、台湾福建語、英語、日本語)を話し、台北の中国文化大学で日本文学と国際貿易の学士号を取得。国立台北大学で経営管理の修士課程を修了し、経営管理学部の同窓会長を務めたほか、工業・商業開発評議会の北部地区フェローシップの会長を務めた。職業において中国青年起業家モデル賞、台湾優秀賞などを受賞。
2004年に現所属クラブの初代会長としてロータリーに入会。新会員とクラブへのメンタリングおよびロータリー募金活動に力を入れている。ロータリー財団とポリオプラス基金のために、7地区と協力して271,000米ドル以上を集めた台湾でのエンドポリオ自転車ツアーの成功に貢献。地区ガバナーとして、17のロータリークラブと16の衛星クラブの設立を支援し、565人が入会したほか、地区でロータリー財団への150万米ドルの募金を成功に導く。
台湾ロータリークラブ協会および台湾ロータリーパストガバナー会でシニアリーダーの役割を務め、RI会長代理、ロータリー財団地域コーディネーター補佐、ロータリーコーディネーター補佐、平和のための大口寄付推進計画委員、恒久基金/大口寄付アドバイザー、ロータリー研究会の副委員長と招集者などを歴任。
ロータリーで最もやりがいのあった役割の一つは、第9ゾーン恒久基金/大口寄付アドバイザーだったと振り返り、「この役割を通じて、ロータリーの世界的な取り組みに携わり、多様な背景を持つリーダーの方々と緊密に協力できた」と話す。
趣味は読書と散歩。
超我の奉仕賞の受賞者であり、パストガバナーである夫のシュウ・クン-パイさんと共にアーチ・クランフ・ソサエティ会員およびメジャードナーとしてロータリー財団を支援。
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水野 功
2024-26年度理事
東京飛火野ロータリークラブ
日本日本全国に拠点を置く千代田運輸の社長。1986年に同社代表取締役に就任。同社は1953年に父親が創業。
1975年に慶應義塾大学を卒業し、その後同大学院で経営学修士号を取得。日本最大の小売会社で米国のセブンイレブンの運営会社であるセブン&アイ・ホールディングスの企画部門に3年間勤務し、その後は同社の創業者である伊藤雅俊氏の秘書として2年間勤務。「伊藤さんから多くのことを教えていただいた」と話す。
44歳で日本陸送協会の会長を務め、当時における同協会の史上最年少会長となる。現在は東京都トラック協会の会長。その前は全日本トラック協会理事と日本陸送協会の副会長を務め、国土交通省の後援のもと、熟練ドライバーの育成のために全国的な教育と認定制度の立ち上げを支援。運輸業での貢献が評価され、旭日小綬章を受章。
1989年にクラブ創立会員としてロータリーに入会(スポンサークラブは父親が所属するロータリークラブ)。ロータリーコーディネーター補佐、ロータリーコーディネーター、研修リーダー、地域会員増強計画プロジェクトリーダー、RI会長代理(9回)を歴任。2018年以降は、国際基督教大学ロータリー平和センター(東京都)のホストエリアコーディネーターを務めている。
ロータリーで築かれるつながりの力を強く信じ、「大勢の人が世界でよいことをしているのは素晴らしい。これもロータリーのマジック」と話す。
日野市長から春の桜まつりの企画を依頼され、クラブとしてボランティアで参加。また、海外から日本への留学生を支援するロータリー米山記念奨学金の元副理事長であり、寄付を通じて支援している。趣味は旅行、ゴルフ、食べ歩き。
メジャードナー(レベルIV)とポール・ハリス・ソサエティ会員としてロータリー財団を支援。
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サルバドール・リッゾ・タバレス
2024-26年度理事
Monterrey Carlos Cansecoロータリークラブ
メキシコ1987年に自身が創業したRizzoグループのCEO。現在、同グループには4社があり、民間企業や教育機関、政府機関向けのハードウェアとソフトウェアを販売。メキシコの公立小学校の12万以上の教室に導入されているAula Inteligenteテクノロジーを開発したほか、Intelと共同で生徒向けラップトップClassmateを開発。20万台以上が中南米で販売されている。
1989年に27歳でロータリーに入会。メンターは、メキシコ全土や周辺地域を共に旅した際に、幅広いロータリーの知識を与えてくれたカルロス・カンセコ元RI会長。ロータリー会員とのつながりを広げ、若い職業人の参加を促し、ロータリーに対する理解を促進することに力を注ぐ。ロータリーコーディネーター、RI新世代委員会委員、研修リーダーを歴任したほか、11カ国でロータリー・リーダーシップ研究会の確立に尽力し、10年間にわたる指導を通じて5,000人以上のロータリー会員を指導。
地域でのロータリーの強化にも力を注ぎ、「中南米とスペイン語圏の国々におけるロータリーの成長と発展を促進したい」と話す。
グローバル補助金プロジェクトでもリーダーシップを発揮し、摂食障害や環境問題の解決、前立腺癌の検査機器の提供などのプロジェクトを実施。
小児がんの問題に取り組む芸術団体のメンバーとして、モンテレー圏内の地域社会への奉仕にも携わっている。アルコール依存症、タバコ、薬物、摂食障害から若者を守るプログラムを運営するAcciones en Cadenaもボランティアとして支援。
熱心なスポーツファンで、以前はゴルフやサッカーをプレーしたほか、複数のマラソンにも出場。
パートナーのエスメラルダさんと共にメジャードナー、ベネファクター、ポール・ハリス・フェロー、ポール・ハリス・ソサエティ会員としてロータリー財団を支援。
3人の子ども(アナマリアさん、サルバドールさん、ポーリナさん)と3人の孫(エンリケさん、レジーナさん、サンティアゴさん)がいる。
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アニルダ・ロイ・チョウドリー
2023-25年度理事
Calcutta Mega Cityロータリークラブ
インド電気技師であり、第一世代の起業家。1980年に少額の融資を受けてZoom 16 Color Film Laboratoryを設立。現在、Zoomエンタープライズ(オンライン会議プラットフォームとは異なる)は250人以上の従業員を擁し、デジタル画像処理、医療用3Dプリント、大判プリントを専門とする。ほかにも、電気モーターとドライブ、ヘルスケア診断、薬局などの事業を展開。
1995年、クラブ創立会員としてロータリーに入会。ガバナー在任中には、450名の新会員入会と11の新クラブ設立を達成し、地区から財団に613,000ドルを寄付。その後、ロータリー公共イメージコーディネーター、ロータリーコーディネーター補佐、ロータリー財団コーディネーター補佐、RI会長代理(5回)を歴任し、ロータリー財団専門家グループメンバーとしてRIに貢献。また、Eastern India Rotary Welfare Trustの管理委員も務めた。
ロータリーに入会して間もない頃、インドの全国予防接種活動(NID)でイスラム教徒のコミュニティと協力し、飲み水の不足や未就学児童といった問題について知る。「この経験から奉仕志向の人間へと急速に変わっていった」と話す。
ロータリーを通じた識字率向上の推進に情熱をもち、2,700万人の学生を対象に無料のデジタルコンテンツを提供する「Rotary India Literacy Mission」の執行委員、また、レソトで整形外科と眼科手術の医師を養成するロータリー財団グローバル補助金プロジェクトのリーダーも務めた。理事というロータリーのリーダーとして次のステップに進むことを熱望するものの、謙虚でいることも重要だと話す。「私は一人のロータリアンに過ぎない。自分のできる範囲で地域社会に奉仕することが私の情熱。私たちは皆、同じ目的を持って活動している」と話す。
ベンガル全国商工会議所、中小企業連盟、コルカタ商工会議所(現理事)など、地元の経済団体で活躍。また、Zoom財団を設立し、サラセミア(遺伝性疾患)の子どもたちを治療するための血液学診断センターへの資金援助など、健康事業を推進している。
超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状、特別功労賞の受賞者。妻のシプラさんと共に、メジャードナー(レベル3)および遺贈友の会会員として財団を支援。
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スーザン・ステンバーグ
2024-26年度理事
Östersund Åreロータリークラブ
スウェーデン大学生向けの事業開発・経営研修を専門とするコンサルティング会社を経営。また、10代青少年向けの夏期スクールプログラムを運営し、起業家精神、イノベーション、経済学、ビジネス法を教える。
米国カンザス州にロータリー青少年交換学生として留学した経験を持ち、ワシントンD.C.のジョージタウン大学で販売とマーケティングのコースを受講した後、スウェーデンに帰国してIT分野で働く。マイクロソフトに勤務し、最初はビジネス開発、その後は学習・研修を担当してマイクロソフト大学プログラムの立ち上げやスウェーデンのIT専門職向けの認定制度の確立に貢献。同社のスウェーデン支社の幹部チームで働き、北欧諸国の中小企業マーケティング、教育、認定プログラムを監督した後、20年間勤務した同社を退職。
スウェーデン国内の複数の大学と共同でオーレに起業支援事業を立ち上げ、地元企業のイノベーションを推進するサイエンスパークを開発。スウェーデンの多くのスタートアップや上場テクノロジー企業の理事を歴任。「ロータリー活性化のために革新的な文化を築く手助けをしたい」と話す。
2009年にロータリー入会。規定審議会の代表議員、地区研修リーダー、ロータリーコーディネーター、ガバナーエレクト研修セミナーのラーニングファシリテーター、ロータリー財団地域コーディネーターを歴任。
毎年オーレでロータリーワイルドキャンプを実施し、スウェーデン国内のすべてのロータリー青少年交換学生を招いて自然の美しさを楽しんでもらっている。「私がロータリーを誇りに思うのは、このような活動があるから。ロータリーは一度に一人ずつ人生を変えている」と述べる。
北欧地域の女性ロータリー会員のグループであるWomen in Actionのメンバーとして、リトアニアの病院への保育器の提供などさまざまなプロジェクトに取り組む。自身が大切にするテディベアのインスタグラムアカウントを持ち、ポリオ根絶のための募金を支援。
ロータリー以外では、スカウト活動や難民の就職支援ボランティアに力を入れる。趣味はスキー、カヤック、サイクリング。
夫のゴランさんと共にメジャードナー、ポール・ハリス・ソサエティ会員、第2230地区ポリオプラス・ソサエティの会員としてロータリー財団を支援。
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トリチャール・ナラヤン “ラジュ” スブラマニアン
2023-25年度理事
Deonarロータリークラブ
インドインドの高等法院および最高法院の上級弁護士。ムンバイ大学で経済学と法学の学位を取得。民法の分野では、多国籍企業、州政府、地方政府、クリケット委員会、教育機関などをクライアントに持つ。また、エイズ差別訴訟や環境訴訟などの無報酬活動も行っている。
1987年にクラブ創立会員としてロータリーに入会。全国予防接種活動(NID)でポリオワクチンを投与し、低所得地域で小児心臓手術を無料で提供するクラブのグローバル補助金プロジェクトを支援するなど、さまざまなクラブプロジェクトに参加。
ロータリーで経験した最も素晴らしい体験のひとつは、クラブが実施した学校プロジェクトで子どもたちが良い影響を受けたのを目にしたこと。このプロジェクトでは、母国語以外の言語を学ぶ機会が限られている子どもたちに、英語、コンピューター活用能力、生活スキルの学習を支援。「卒業後、公認会計士や建築家、エンジニアになった子どもたちを見るのが本当にうれしい。大きな人生が子どもたちを待っている」と話す。
RIでは、選挙審査委員会、定款細則委員会、規定審議会組織委員会の委員として貢献。また、ロータリー研究会実行委員長、研修リーダー、研修リーダーサポート役、ロータリー財団地域コーディネーター、「パストガバナーのロータリー親睦活動グループ」の理事を歴任。最もやりがいのあった二つの役職は、研修リーダーと、2022年規定審議会の副議長(議長が新型コロナにより欠席)だったと振り返る。
妻のヴィディヤさんと共に、ポール・ハリス・ソサエティ会員、アーチ・クランフ・ソサエティ会員、ベネファクター。超我の奉仕賞とロータリー財団功労表彰状の受賞者。
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ダニエル V. タナセ
2024-26年度理事
Bucovinaロータリークラブ
ルーマニア1992年に共同設立したAssist Software SRL社(ソフトウェア研究開発)の共同経営者で、現在の従業員数は360名。eコマース、セキュリティ、ヘルスケア、ゲーム用モバイル・Webベースのカスタムビジネスアプリケーションの開発など、アウトソーシングプロジェクトを専門に扱い、2016年にはルーマニア商工会議所からIT研究開発会社として国内トップにランク付けされる。
ブカレスト大学で土木工学と環境工学の修士号を取得し、英国のオープン大学で経営学修士号を取得。
2002年にクラブ創立会員としてロータリーに入会。ロータリーコーディネーター補佐、ロータリーコーディネーター、ブカレストでのロータリー研究会実行委員長、RI会長代理(6回)を歴任。研修に力を注ぎ、国際協議会、ガバナーエレクト研修セミナー、ロータリー研究会で研修リーダーまたは一般研修者を務めた。現在はDEI(多様性・公平さ・インクルージョン)諮問委員会と参加者体験委員会のメンバー。
クラブ会長時代には、危機下にある子どもや孤児を支援するクラブ初の社会奉仕プロジェクトでリーダーシップを発揮。このプロジェクトは後に、ルーマニア国内で3,000人以上の子どもを支援する地区イニシアチブに成長。クラブはまた、地元で毎年開催され、約1万人が来場するクラシック音楽の野外コンサート「Autumn Symphonies」を協賛。コンサートの休憩時間にロータリーの奉仕プロジェクトを紹介するビデオを上映し、募金を行っている。「通常、7~8分で12,000~15,000ユーロ(約200万~250万円)の募金が集まる。ロータリーについて市民に知ってもらう絶好のチャンス」と話す。
ロータリーで人間的に成長できたことで謙虚さも深まり、「ほかのクラブを訪れて自分よりも寛大な大勢の人と出会い、その献身と意欲に驚かされる」と話す。
Assist Humanitarian財団を共同設立して疾病予防プロジェクトでロータリーと協力し、ロータリー財団から感謝状を受ける。重度障がい児のデイサービス施設であるBlijdorp Romania Associationの理事も務めた。
趣味は、登山、ハイキング、スキーと囲碁。経営管理に関する本、短編小説集、ロータリーハンドブックを執筆し、イベント等で配布している。
超我の奉仕賞の受賞者。妻のマルレナさんと共にメジャードナーとしてロータリー財団を支援。
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アラン・ヴァン・デ・ポール
2024-26年度理事
Wezembeek-Kraainemロータリークラブ
ベルギーバスルーム用品の販売代理店であるCocoonpoel SRLを2005年に創業。それ以前は銀行、出版、人事などの分野で管理職を務める。欧州委員会で経営管理プログラムに焦点を当てたコンサルティングを行った経験を持つ。
ブリュッセルでInstitut Supérieur de Commerce Saint-Louisから商業管理とマーケティングの学位を取得後、Institut Catholique des Hautes Études Commerciales (ICHEC)で経営コースを修了し、経営者コーチングの資格を取得。2020年のコロナ禍の初期、法科大学院での学業を再開。エテルベークにある中等教育機関であるコレージュ・サン・ミッシェルの総会メンバー、ブリュッセル商工会議所の輸出委員会のメンバー。
1992年に現所属クラブの創立会員としてロータリーに入会。新型コロナウイルス流行時に一人暮らしの高齢者のために実施したクリスマスディナーや、病院用のマスク購入のために48時間で10万ユーロ以上を集めたことなど、クラブのプロジェクトを誇りに感じている。
地区会員増強委員会とロータリー財団委員会の委員長を務め、地域のロータリーグループで活発に活動。フランス語圏ガバナー調整センターの所長。ベルギーとルクセンブルクのロータリー地域雑誌『Rotary Contact』の発行元であるRotary BeLux Servicesの名誉会長。さらに、規定審議会の代表議員、欧州ロータリー研究会の共同実行委員長も務めた。
謙虚さの力を本から学んだと言い、ベルギー軍の予備役将校時代には文盲の新兵に読み書きを指導した経験を持つ。「人びとがもっと謙虚になれば、世界はもっとよくなる。私がRI理事だからといって、ほかの人よりもロータリーを知っているわけではない。常にロータリー会員から学ばなけらばならない」と話す。
ロータリーでは、「地域的な適応力」「ロータリーの中核的価値観」「四つのテスト」の三つに情熱を注いでおり、「四つのテスト」を自身のオフィスに掲げている。
長年にわたりベルギーのスカウト協会のリーダーとして活躍。趣味はゴルフ、アルペンスキー、哲学・歴史の読書、クラシック音楽鑑賞。
ポリオのない世界を目指す奉仕賞(地域賞)、ロータリー財団功労表彰状を受賞し、ポール・ハリス・フェローとしてロータリー財団を支援。
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エンリケ・ヴァスコンセロス
2023-25年度理事
Fortaleza-Alagadiçoロータリークラブ
ブラジルフォルタレザ大学より土木工学の学位を取得。建設・エンジニアリング事業分野で事業を展開する三つの企業のオーナー。
自身が所属するロータリークラブが設立された1969年に生まれ、ガバナーを2期務めた父の影響でロータリーに囲まれて育つ。ペンシルベニア州へのロータリー青少年交換留学を通じて、家族同士の生涯の友情を育み、その体験から22年後、娘が交換留学で同じホストファミリーの家に滞在。
その恩返しおよび父親と定期的に時間を過ごす機会を求めて1996年にロータリーに入会。38歳で第4490地区ガバナーとなる。以来、研修リーダー、ロータリーコーディネーター、ロータリー財団地域コーディネーター、規定審議会代表議員、研究会実行委員長、RI会長代理、2020年RI国際大会推進委員会委員など、RIで多くの役割を歴任。また、地域コーディネーターや恒久基金/大口寄付アドバイザーとしてロータリー財団を支援。ブラジルでは、2009年から同国のロータリー協力財団の理事を務め、「Rotary Brasil」誌のコラムニストを6年間務めた。
ロータリーで最も印象に残っているのは、クラブとともに四輪駆動車でセアラ州の僻地まで行き、物資やサービスを届けた奉仕活動で、40年前から車椅子を必要としていたポリオサバイバーに車椅子を贈呈。2010年にリオデジャネイロ州で大規模な土砂崩れや洪水が発生した際、2,000個のシェルターボックスの配送を調整。新型コロナウイルスで母親を亡くし、「Information Saves Lives」キャンペーンを主導。全国のロータリークラブやローターアクトクラブを巻き込んで、ソーシャルメディア、従来メディア、屋外広告などを通じて予防接種の重要性を訴えた。
「ロータリー最大の課題は、地域社会でもっと積極的に活動すること」とし、「地元でより大きなプロジェクトを行えば、入会者が増え、公共イメージが高まり、ロータリー財団への寄付も増える」と話す。
在セアラ州ルクセンブルク大公国名誉領事の称号を持つ。趣味はブラジルとアメリカの各地をバイクで走ること。セアラ州のブラジリアン・ハーレーダビッドソン・オーナーズ・グループのフォルタレザ支部のディレクターを務めた。A
ポール・ハリス・フェロー、ベネファクター、遺贈友の会会員、メジャードナーとして、妻のレナータ・マセドさんとともにロータリー財団を支援。超我の奉仕賞の受賞者。
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ヨン・ホ・ユン
2023-25年度理事
Masan Southロータリークラブ
韓国韓国観光協会の会長。ソウルデジタル大学を卒業後、慶南大学経営大学院で経営学修士号を取得し、現在は従業員400人以上の複数の企業を所有。Hotel International Changwonのオーナー兼会長であるほか、運輸、貨物、レンタカー会社なども経営。
慶尚南道観光協会と大韓トラック協会の二つの専門団体の会長を歴任。韓国政府から二つの賞(観光振興の功績に対するシルバータワー賞、トラック運送業界への貢献に対するストーンタワー賞)を受賞している。
1983年、友人の勧めでロータリーに入会。その後間もなく、クラブで休日に地元の高齢者に食事を提供するボランティア活動に参加。2013-14年度ガバナーとして、地区初のロータリー財団への100万ドルの寄付を実現。
また、恒久基金/大口寄付アドバイザーを3年間務め、ゾーン内で51名のアーチ・クランフ・ソサエティ入会に貢献。さらに、ロータリー公共イメージコーディネーター補佐として活躍し、研修リーダーを2期務めた。「国際協議会では、意思決定を行う際に参加者の意見を集めることがいかに重要であるかを学んだ」と話す。
超我の奉仕賞とロータリー財団特別功労賞を受賞。妻のヘイ・ソク・リーさんと共にアーチ・クランフ・ソサエティ会員(管理委員会サークル)。
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ジョン・ヒューコ
国際ロータリー事務総長兼最高経営責任者
Kyivロータリークラブ
ウクライナ国際ロータリーとロータリー財団の事務総長兼最高経営責任者。2004年から2009年にかけて、世界最貧国への対外援助を行うために2004年に設立された米国政府機関、ミレニアム・チャレンジ公社の副社長として活躍。
ツイッター: @johnhewkoフェイスブック: ジョン・ヒューコ事務総長のページ
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2024-25年度RI理事会委員会
執行委員会
定められた方針に従い理事会に代わって行動し、ガバナンスおよびその他の重要事項に関して理事会に助言を与え、RI財務委員会から理事会に報告するための推奨事項を検討します。
委員長
ダニエル C. ヒメルスパック
委員
マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ
ハンス-ヘルマン・カステン
ロンダ E. スタッブス
トリチャール・ナラヤン・スブラマニアン
ステファニー・アーチック
エンリケ・ヴァスコンセロス
運営委員会
以下の委員会から理事会への報告のための推奨事項を審査します:選挙審査委員会、地区編成委員会、審議会運営委員会、定款細則委員会。
委員長
トリチャール・ナラヤン・スブラマニアン
副委員長
チャールズ・パトリック・イークス
委員
ギム・ボク・チュウ
クリスティーン・エティエンヌ
ルアン・フォン・リン
サルバドール・リッゾ・タバレス
スーザン・ステンバーグ
プログラム(参加者体験)委員会
会員増強委員会、RIプログラム委員会、国際大会委員会、合同テクノロジー委員会、合同コミュニケーション委員会、合同ラーニング委員会、および合同DEIタスクフォースからの理事会への報告に関する推奨事項を検討します。
委員長
エンリケ・ヴァスコンセロス
副委員長
アラン・ヴァン・デ・ポール
委員
アニルダ・ロイ・チョウドリー
イヴ S. コンウェイ-ガジ
水野 功
ダニエル V. タナセ
ヨン・ホ・ユン
理事会の規定審議会諮問委員会
決議審議会および規定審議会に関し、理事会に助言を提供します。
委員長
トリチャール “ラジュ” ナラヤン・スブラマニアン
副委員長
ダニエル C. ヒメルスパック
委員
サルバドール・リッゾ・タバレス
スーザン・ステンバーグ ロンダ E. スタッブス