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ロータリー、ガザでのポリオ対応に資金援助

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最近、ガザで環境サンプルから変異型ポリオウイルス2型が検出され、10カ月の子どものポリオ感染が確認されたことは、ポリオが世界のどこかに存在する限り、全世界の脅威であることを明確に示しています。

ガザで起きている危機は、定期予防接種率の低下およびワクチンで予防可能な疾病(ポリオもその一つ)のリスク増加の一因となっています。また、ポリオのサーベイランス(監視)と予防接種キャンペーンの完全実施にも大きな課題をもたらしています。

特に現在の状況が公衆衛生サービスに与える影響を考えると、このポリオ株がガザ内および国際的に広がるリスクが高いと世界保健機関(WHO)は考えています。

戦闘の人道的一時休止により、9月1日にガザで2回にわたるポリオ予防接種キャンペーンが開始されました。最初の報告によると、キャンペーンは順調に開始され、地元住民も高いレベルの参加を示しています。

ロータリーは、このイニシアチブの支援のために50万米ドルを約束し、専用のポリオ対応基金を通じてこの資金を提供しています。この寄付は、世界的なポリオ根絶活動におけるWHOへのロータリーの継続的な支援を表しています。 

ロータリーは、世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)のパートナー団体やそのほかの機関とともに、予防接種の取り組みを継続していきます。

ポリオプラス基金へのご寄付は、ロータリーとGPEIのパートナー団体が、いかなる子どももポリオによるまひに苦しむことのない世界を実現するために活用されます。

ガザでのポリオ予防接種キャンペーンの最新情報(英語)をこちらからご覧ください

— September 2024