ロータリアンの役割と責務
ロータリー青少年交換を世界的に知られている今日のプログラムに築き上げたのは、ボランティアとして活動するロータリアンです。
クラブまたは地区レベルで、ロータリアンは交換留学のさまざまな手配にあたり、交換を裏で支えながら成功に導いています。交換学生を受け入れるクラブと地区が、地元の高校への登録、学費、その他の教育面の手配をします(長期交換の場合)。
国際ロータリーは、各地の地元で行われているロータリー青少年交換プログラムに支援を提供しますが、プログラムの運営は、ロータリーの地区とクラブが国際ロータリーとは独立して行っています。したがって、各クラブや地区のプログラムでは、青少年交換留学生が従うべき独自の規則が設けられています。
このプログラムを援助するすべてボランティアは、学生の安全を守るために最善を尽くしています。また、学生を受け入れるクラブと地区は、学生の身を守るための方針と手続きを定めています。地元のロータリアンは、学生をクラブの会員に紹介したり、学生が出席できる親睦行事や文化的催しを実施したりします。長期交換留学の場合、ロータリアンのカウンセラーが、留学中にホストファミリーおよび学生との連絡を保ちます。
地区の青少年交換を成功させるための以下の情報やリソースをご覧ください。
青少年と接する際の行動規範に関する声明
2002年、RI理事会は、ロータリーのすべての活動に適用される「青少年と接する際の行動規範に関する声明」を採択しました。
「国際ロータリーは、ロータリーの活動に参加するすべての青少年のために安全な環境をつくり、これを維持するよう努める。ロータリアン、その配偶者、その他のボランティアは、接する児童および青少年の安全を考え、肉体的、性的、あるいは精神的な虐待から彼らの身の安全を守るため、最善を尽くす責任がある」
2002年11月理事会会合にて決定。2006年11月に改正。
青少年交換プログラムの認定
青少年交換に参加するには、地区は、青少年の保護、また交換プログラムの運営に関する以下の最低認定要件を満たし、認定を受ける必要があります。
- 「青少年と接する際の行動規範に関する声明」の採用、ならびに地区の虐待とハラスメント防止に関する方針、あるいは青少年保護に関する方針の作成
- 地区、または多地区の青少年交換プログラムの法人化
- 地区の所在地において適切な補償額と限度額を備えた一般損害保険への加入
地区の認定状況が分からないという方は、RI職員までEメール( youthexchange@rotary.org )でお問い合わせください。
地区ガバナーの役割
地区ガバナーは、青少年交換プログラムを監督し、管理する責務があります。従って、プログラムの指針と青少年保護の要件について把握しておく必要があります。地区ガバナーは以下のことを行う義務があります。
- 地区青少年交換委員長を任命する
- 地区青少年交換委員会の任命を監督する
- 青少年交換活動が適切に実施されるようクラブと地区のプログラムを支援し監督する
- 問題が起きた際に対処し、クラブまたは地区委員長に代わって、相手地区の地区ガバナーと連絡を取る
地区青少年交換委員長および委員会
地区委員長は、地区内で青少年交換活動の調整とス新を行い、国際ロータリー、地区ガバナー、ならびにクラブと連絡を取り合います。 委員会メンバーの責務には以下のようなものが含まれます(ただし以下に限りません)。
1. 以下の活動に関して、ロータリー・クラブと協力する
- クラブ青少年交換委員会に研修を提供する
- 受入学生と派遣学生への期待事項を定める
- クラブの青少年交換活動を充実させるために、ロータリーのリソースに関する情報を提供する
- プログラムのあらゆる面において学友を関与させ、青少年交換の学友グループ「ROTEX」の活動を企画するようクラブに奨励する
2. 青少年交換プログラムにおける以下のような青少年保護活動の調整を図る
- ホストファミリー、学生、成人のボランティアに研修を提供する
- 成人のボランティア全員を審査する
- 性的虐待あるいはハラスメント(嫌がらせ)を自ら認めた、または有罪を宣告された、あるいはそれに関与したと認められたボランティアを、ロータリーが関係する青少年活動に参加させないようにする
- 青少年交換学生のために地区認定条件のすべてを満たす支援体制をつくる
- 学生が関与するすべての深刻な事態(事故、死亡、早期帰国、犯罪、虐待やハラスメントの申し立て)についても72時間以内にRIへ報告する
3. 派遣に関して以下を行う
- 海外の地区と関係を築き、学生の受け入れ先を決めるために連絡を取る
- クラブが学生を選考するのを助ける
- 学生と保護者のためのオリエンテーションを提供する
- 学生のために、旅行やビザの手配をすべて整える
- 学生、保護者、旅行代理店の間で連絡役を務め、交換の旅程を立てる
- 海外に滞在中の学生から送られた報告書に目を通す
4. 受け入れに関して以下を行う
- 地区の受入ロータリー・クラブと学生の地区派遣との間の連絡役を務める
- 学生のために、旅行やビザの手配をすべて整える
- 学生の到着後にオリエンテーションを実施する
- ホストファミリーの選定とオリエンテーションの実施においてクラブを援助する
- 到着する学生を地元の空港で出迎え、出発便を手配する
- 受け入れる学生の情報(申請書式の見本に含まれる保証書式に記載)を学生の到着前、または到着後すぐにRIに提出し、学生がホストファミリーを変更した際には、新しいホストファミリーの情報をRIに報告する
5. 危機管理方針を定め、危機管理対策を実行する
6. RIの方針に沿ったプログラムの指針と学生のための規則を定める
7. 地区やクラブのウェブサイト、広告やニュースの記事を通じて、青少年交換プログラムを地区全域に推進する
8. プログラム参加者全員の間での効果的なコミュニケーションを維持し、以下のことを行う者を1名(通常、地区委員長)を任命する
- ロータリーの出版物やウェブサイトに掲載できそうな成功談、交換に関する興味深いアイデア、学友と関連した有意義な体験を紹介する
- RIに年次調査報告書を提出する
リソース
プログラムのパンフレットや手引き
推進用資料