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 ポリオ撲滅にはロータリーのリーダーシップが必要

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世界保健機関(WHO)でポリオ関連の副責任者を務めるブルース・アイルワード氏。1月16日、国際協議会にてポリオの最新情報を説明しました。(写真提供:Rotary International/Monika Lozinska)

米国サンディエゴにて2013 年ロータリー国際協議会が開催される中、世界保健機関(WHO)でポリオ関連の副責任者を務めるブルース・アイルワード氏が講演しました。インドのポリオ無発生を例にとっても、世界で最も困難な保健問題に取り組むロータリーの力が実証されていると述べ、ロータリーの貢献を称えると同時に、この仕事を完遂するには、引き続きロータリーのリーダーシップが不可欠であることを強調しました。

協議会に出席したガバナー・エレクトを前に、アイルワード氏は世界のポリオ最新情報を説明し、また最近パキスタンで発生した予防接種従事者の襲撃事件にも触れました。WHOはボランティアや保健従事者の安全を確保するため、イスラム教社会から広く協力を得られるよう努力しています。「ポリオ撲滅活動は、これまでにもさまざまな困難に直面してきましたが、方策や態勢を変えて難所を乗り越えてきたように、パキスタンでも引き続き、活動を続けていきます」

WHO、ユニセフ、米国疾病対策センターとともにロータリーが協力する世界ポリオ撲滅推進計画(GPEI)において、アイルワード氏は、インドで2年間、ポリオが無発生であることを説明しました。「インドではポリオ撲滅は無理」という専門家たちの予想を覆し、インドは昨年2月、ポリオ常在国リストから除外されました。今年1月13日まで、ポリオ検査で陽性の結果が出ない限り、インドで野生型ポリオウイルスの感染が抑止されたことがWHOによって正式に宣言されます。

残るポリオ常在国は、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンの3カ国です。現在ポリオが発生していない国でも、ウイルス流入の危険性があるため、全世界でポリオを撲滅するには、全地域で予防接種を続ける必要があります。

GPEIにおけるロータリーの主な役割の一つがアドボカシー活動(政府や民間への働きかけ)ですが、ポリオ撲滅の実現が近づいている今、この働きかけが大変重要なものとなっています。ロータリーは1985年以来、ポリオ撲滅のために10億米ドル以上を寄付してきました。これに加え、ドナー国から90億ドル以上を確保する上でもロータリーが貢献してきました。今年、GPEIは7億ドルの資金不足に直面しており、目標を達成するにはアドボカシー活動が必要不可欠です。

ポリオ撲滅は私たちの手の届くところにあり、ロータリアンの協力が欠かせない、とアイルワード氏は訴えます。「ロータリーはこの疾病を撲滅するという歴史的な機会を与えてくれました。ロータリーのリーダーシップがあってこそ、撲滅を実現させることができます」


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