現在の不況は、ロータリー財団の財務に影響をもたらしましたが、同時に、財団の中核となる使命に焦点を当て、財団の改革を行う機会ともなりました。
財団の投資の市場価値が前例のない下落に陥ったため、すべての資産クラスにおいて損失が生じるという初めての事態が発生しました。
多くのロータリアンからは、多数の営利団体と非営利団体に影響を及ぼした現在の不況下におけるロータリーの財務について懸念の声と質問が寄せられています。これらの質問に対し、財団ではよく尋ねられる質問を用意しましたのでご覧ください。
また、エド・フタ(布田)RI事務総長は、ロータリーの財務状況に関してこれまで定期的に報告を行ってきました。この報告は、今後も続けられる予定です。詳細は、以下の「RIの財務に関する事務総長からの報告」をご覧ください。
経費削減のために取られた措置
2009年4月現在、財団の投資価値の大きな下落により、財団の運営予備金が喪失し、結果、運営費を賄うことができなくなりました。以下は、予備金の回復と経費削減のために2008-09会計年度に取られた措置です。
- 人道的補助金に資金を提供する国際財団活動資金(WF)の2008-09会計年度の支出を1,630万米ドル削減する(詳細を読む )。
- 職員やボランティアの旅費、残業費、派遣人材費、コンサルタント、職員の人材開発を含め、あらゆる裁量支出を中止する。
- 財団関連の出張中にかかる職員とボランティアのコストを削減する。
- 管理運営費を大幅に削減する(2008-09会計年度の予算を大きく下回る見込み)。
さらに、ジョナサン・マジィアベ2008-09年度管理委員長は、去る5月に、2009年7月1日以降、財団が以下のプログラムへの資金提供を停止することを発表しました。
- 大学教員のためのロータリー補助金(既に授与された補助金を除く)
- ボランティア奉仕活動補助金
- 文化研修のための国際親善奨学金とマルチイヤー国際親善奨学金(既に授与された補助金を除く)
詳細は、マジィアベ元管理委員長からの5月7日の報告をご覧ください。
また管理委員会は、運営予備金の回復方法について検討するための小委員会を4月に設立しました。この小委員会は、10月の管理委員会の会合で報告を行う予定です。
未来の夢計画と財団の強化
ロータリー財団管理委員会は、未来の夢計画の実施に力を注いでいきます。夢計画には、短期的な資金が必要となりますが、管理委員会は、夢計画により財団の奉仕活動の効率と経済面での効果が上がるものと予測しています。業務プロセスの改善と財団の改革により、ロータリー財団は今後さらに充実した団体となるでしょう。
RIの財務に関する事務総長からの報告