メッセージ
2008年12月
親愛なるロータリアンの皆さん、
親愛なる同僚ロータリアンの皆さん、私は、4人の子どもの父親として、そして、5人の孫の祖父として、長い年月を子どもたちの一家に囲まれて幸せに暮らしてきました。
最優先事項は子どもたち
子どもを育てるため、妻のヨンジャと私は、愛情や安全、それに安定した家庭といったすべての子どもたちにとって最も必要なものを、自分たちの子どもに与えるために、一生懸命に働いてきました。私たちは、子どもたちのことを最優先にしてきました。私たちは、子どもたちが常に栄養のある食べ物、ふさわしい衣服、高度な医療、それに、よい教育を受けられるように心がけました。そのようにできたことが、どれくらい幸せなことなのか、私たちはよくわかっています。
私たちが、「ごめんなさい。今晩食べるものがありません」とか「学費を払ってあげられない」などと、子どもたちに言わずに済んだことに感謝しています。
5歳の誕生日を迎える前に亡くなる子どもたち
私がまだ子どもだったころ、韓国は貧しい国でした。夜、おなかを空かせたまま眠りにつく子どもがたくさんいました。ロータリアンである私は、今でも世界には、食料や衣服、住む場所、医療、教育など、絶対に欠くことのできないものから見放されている子どもたちが大勢いることを知り過ぎるくらいに知っています。それとともに、父親でもあるロータリアンの一人として、私は世界の子どもたちのすべてが自分の責任であると考えています。
私は自分の孫たちが、幸せで、健康で、いい学校に入学しているのを見るにつけ、こういったことに恵まれない何百万もの子どもたちのことを考えずにはいられません。ほとんど食べるものがなく、汚い水しか飲めない子どもたちのことを思い、本来なら予防できたはずの病気を発症している子どもたちや、今晩安心して眠る場所のない子どもたちのことを考えます。
さらに、毎年何百万もの子どもたちが、5歳の誕生日を迎えることなく亡くなる現実にも思いをはせます。
すべての子どもたちの夢をかたちに
12月は家族月間です。今こそ、私たちの家族に焦点を当て、ロータリーの奉仕に家族を巻き込み、困っている人々のためにさらなる支援ができるよう挑むときです。なぜならば、私たちの助けを待っている、多くの家族、大勢の子どもたちがいて、私たちはロータリアンとして、この事実を見過ごすわけにはいかないからです。私たちは、あらゆる場所にいる、すべての子どもたちが、長い人生、健康な生活を手に入れる日まで、現在もこれからも休むことはできません。
私たちは、飢餓や疾病、欠乏が存在する、すべての家庭のすべての子どもたちの「夢をかたちに」するまで、休んではいられないのです。ロータリアンとして、私たちにはできるはずです。
李東建
2008−09年度 国際ロータリー会長